鹿児島県指宿市の介護付有料老人ホーム、グループホーム、シルバーハウス、障害者グループホーム

施設長 德永麻里紗
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德永さんは介護とは異なる民間の企業も
経験しているとお聞きしていますが、
まずは德永さんの経歴を教えてください。

 初めは、福祉に関する知識が全くなかったため、関連会社である社会福祉法人ハイビスカスで立ち上げから1年間、調理スタッフとして働いていました。
その後、グループホームの立ち上げとして敬徳が誕生し、そこで、ヘルパーとして従事し7年間介護という現場を経験しました。その後計画作成担当者としてケアプランの作成、献立作成、勤務表作成など管理職として介護の現場に携わりました。
その後、いろいろなご縁を頂き、経験値と今後の経営に対する勉強を兼ね約5年間、通信会社、OA機器販売会社、外資系保険会社などの民間の企業を経験しました。

民間の企業を経験した中で今役に立っている
ことはありますか?

 皆様が介護に対してどのようなことを心配していて、どのように感じているのか、何がわからないのか、そのお声を聞けたことが一番良かったです。
自分自身が一度現場を離れることにより、いろいろな視点、角度で介護というものを見れるようになりました。

医療系の介護施設が多いと聞いています。
敬徳グループは民間で介護施設を営まれていて
民間でしかできない民間ならではの
特徴を教えてください。

 やっぱり「温かさ」ですかね。
医療機関ではお薬だったり治療という形で携わることができるのですが、私たち民間の施設では基本的に医療行為はできません。
人の温かさを感じながら、ありのままの姿で生活し、人と人とのふれあいを大切にする、そういう場所であることを心がけています。

施設の名前の中にもある「開聞」の環境や
良いところや特徴を教えてください。

 開聞といえば、一番はやはり豊かな自然の中にそびえ立つ開聞岳です。施設からはこの開聞岳やその周りを囲む自然を一望することができます。
そしてこの豊かな自然の中から湧き出る水は銘泉100選にも選ばれていて、その水を水道水でいつでも飲むことができます。
山があり自然がありおいしい水がある、とても恵まれた環境の中に施設はあります。そんな恵まれた環境の中で老後の時間をゆっくりと過ごしていただきたいという設立者の思いが込められています。

ご利用いただく方へ一番のモットーにしている
ことはなんですか。

 それは「思いやり」です。
介護者も人であり、ご利用者様はもちろん、そのご家族も人であり、何かしらご縁があって施設にもご入居頂いています。
その人と人とのつながりをもって接することが大切だと思います。
それはスタッフ一同、統一して大切にしていることです。

スタッフとご利用者様の雰囲気はどうですか。

 とにかく凄くアットホームなんですね。
ご利用者様とスタッフもアットホームな関係ですしご利用者様もスタッフも良くみんな笑っていると思います。
スタッフが楽しんで介護をしている、それが一番ご利用者様が幸せだと感じてくださるであろうと思います。

ご入居者様とのエピソードなどはありますか。

 思い出やエピソードはもちろんたくさんあります。
認知症という言葉だけ聞けば、一般的には敬遠しがちな部分があるかもしれません。
しかし、認知症の方も、もちろん人であり、ましてや人生の大先輩なんです。
確かに短期記憶は忘れてしまうのですが、スタッフのちょっとした変化であったりとてもよく見ていてくださっています。それに対し、励ましの言葉をかけて頂く場面もたくさんありました。
本当に介護って支えあいながら成り立っているんだなと実感しました。
それが現場の良さだとしみじみ感じております。

最後に敬徳グループの今後の展望や夢など
教えてください。

 今後、時代は少子高齢化に伴い世の中の人口はどんどん減少していき、高齢者がもっと増え介護のニーズだけは増加していきます。そういう時代の中で介護施設や介護制度が、今までの暮らしと違い使いにくい世の中になっていくのではないかと思います。
敬徳グループでは、ご利用者様が今までと変わりなく元気で過ごせる環境を今後10年先も20年先も守っていけるように試行錯誤を重ね、皆様のお役に立てる「場所」として地域貢献していけるよう、日々邁進してまいります。

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